グイン・サーガ ダイエット
BSアニメ「タイタニア」が終わりました。これからの展開が面白くなるところで、原作も、この先どうなるの?というところで止まってしまっています。
が、原作者の田中芳樹さんが番組中で続きを書いて下さると言っていたので、楽しみに待つことにしましょう。
これで夜中のアニメを見なくてよくなると思っていたのですが、次作は「グイン・サーガ」です。アニメになったイシュトヴァーンやナリス様やスカールが見てみたいですね。やっぱりみんなハンサムなんでしょうねぇ。
二昔以上も前のこと。就職して、お小遣いが自由に使えるようになって、初めてした大人買い(当時そんな言葉は聞いたことがありませんでしたが)が、栗本薫さんの文庫本「グイン・サーガ」でした。毎週5~6冊買って明け方近くまで読みふけり、世界観に酔いました。読み終わる頃には、8キロの減量に成功していました。現在までリバウンドはありません。
本を読んだことだけではなく、社会人になってお給料をいただくだけの働きをしなければならないという生活の変化も大きかったと思います。今になって思うと、睡眠不足から来る食欲不振+仕事のストレス、ダイエットのつもりでやったことなら、かなりの無茶でした。若かったから出来たことなのでしょう。
今100冊を超えているグイン・サーガも、当時は40冊弱。そこで、次作を待つ間に熱が冷めて作品から遠ざかってしまいました。また読み返してみたいのですが、またあんな風に酔えるのか、体力と気力がついて行けるのか。手に取ることが怖いような気がするのです。
公園で見つけた枯れ草に模様が溶け込んだカムフラージュ猫です。
気持ちよさそうに目をつぶっていますね。
それでは、喫茶店〔月の光〕へどうぞ
今はまだ
『稲作?着いたの?』
「ああ」
『これから、おばちゃんと温泉に行くんだ』
「そうか。――妙、こっちにお袋さんが来てる」
『え?お母さん?』
「ああ、どうする?」
『――』
「会うんなら、連れてってもいいし、おまえが来るんなら、親父か耕作に頼むが――」
『お願い!今はまだ……』
「自分で説明できるか?おまえの声を聞かないと納得しないだろう」
店のドアを開けると、全員が稲作を見た。
「妙が話すって」
淑子は携帯をひったくって言った。
「妙、どこにいるの?」
「どうして!?」
「ママがそこに行くから」
「どうして!!」
「あなた、妙に何を言ったの!?会わないようにと脅したんでしょう!」
電話を切られた淑子は稲作に迫る。
「そう言ったんなら、それがあいつの答えだ。あいつの気持ちを尊重する」
「どうして?前はあんな娘じゃなかった。あなたに会ってからよ!あなたのせいよ、妙を返して!」
困った。親に反抗するなんて健全な証拠じゃないか。そんなことを言ったら火に油を注ぐようなものだから口には出さないけれど。
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