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2008/06/12

森の妖精ニョロニョロ

Azumasiraitosou1   ごめんなさい。
 全然更新出来ませんでした。
 こうして見に来て下さる方がいるのが分かっているのに、書けませんでした。
 写真は色々撮っているのに、書けませんでした。
 わかっちゃいるのにやめられない、ちょっと違いますね。
 明日からは、明日こそは、という感覚で、逃避していました。
 お察しの通り、ダイエットや日記は続けられないタイプです。その私が、このブログをこれだけ続けられているのは奇蹟に近いのです。申し訳ありませんが、逃避モードを脱出するまで、もう少し時間を下さい。

                                                                           
Azumasiraitosou2

 今日の写真はムーミン谷のニョロニョロのようなアズマシライトソウです。
 (2008.05.21埼玉県で撮影)
 薄暗い林床にひっそりと群生している様子は森の妖精のようです。

それでは、喫茶店〔月の光〕へどうぞ

     幸福感

 稲作は奥の部屋に入ると内鍵をかけてしまった。
「稲さん、大丈夫?」
 初めての事ではなかった。こうなってしまうと、出てくるのを待つしかない。

 こんな事は初めてだ。腹が減ってるとも、眠くなったとも言ってなかったじゃないか。
 ここなら安心だ。すぐ飲ましてやる。
 稲作はジーンズのポケットからアーミーナイフを取り出し、ウエットティッシュで刃先と左手首を消毒する。
「待って下さい」
 青い目がこちらを見上げていた。
「ジル」
 気が付いたのか。
「傷つけないで」
「上手くやるさ」
「手を――」
 ジルは差し出した手首にそっと噛み付いた。この方が傷が残らない。
 なぜか。この短い時間に幸せを感じる。
「ご馳走様でした」
「もういいのか?」
 ほんの数分だった。
「はい。……稲作」
「何だ?」
「5時に予定が入っています」
 お梅ちゃんに呼ばれていた。忘れられているかも知れないから念を押しておくと、稲作は探偵事務所という看板をかけた便利屋だ。雨戸の戸袋に何かが住み着いたから掃除をして欲しいという依頼を、今日の5時に入れておいたのだ。
「ムクドリかコウモリが巣を作ったんだろうから、慌てる事はねぇだろう」
「お年寄りとの約束を破ってはいけません。――私は大丈夫です」
「わかったよ。お前、無理をせずに休んでろ。メールをくれれば迎えに来るから」
「分かりました」
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コメント

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投稿: Ella | 2014/01/22 18:57

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投稿: Ellie | 2014/03/16 06:42

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