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2008/03/04

節分草に思うこと

Setubunnsou
 セツブンソウに会いに行ってきました。
 ロープで簡単に遊歩道を分けてあるだけの自然度が高い自生地です。
 先客でマイクロバスで撮影に来た中高年の一団がいました。周りを気にせずに遊歩道に寝そべって動かない事も、長い間立ち止まっていた訳ではないのに写り込むからどけと声を荒げる事も、お年寄りだからしょうがない、もう少し気持ちにゆとりを持って撮せばいいのに、と思う事が出来ます。
 ですが、綺麗に咲いている花の傍に行って写真を撮りたいために、ロープ内に入り込む事だけは止めて下さい。まだ花は咲き始めで、あなたの足の下では、数日後に咲くはずだった花たちが踏みにじられている事をわかって下さい。
 このままでは、自生地がまた1つ無くなってしまいます。
 どうにもいたたまれなくなって、鑑賞もそこそこに、その場所を後にしました。
 花のためにはしなければいけなかったのですが、人生の大先輩方に対して注意をする事が、どうしても出来ませんでした。
 ドラマ(漫画)の「斉藤さん」のように行動するのは難しいことですね。

 悲しい事ですが、稀少植物の自生地は、監視されて入場料がかかるくらいの方がいいのです。せめて、このブログを見てくれた人にはわかっていただきたく、書いてみました。


 今日の写真は「セツブンソウ」(2008.03.02栃木県で撮影)
 草や枯れ葉から、やっと顔を出している小さな花です。木々が起き出す頃には、来年に向けて眠りに入るスプリング・エフェメラルです。

それでは、喫茶店〔月の光〕へどうぞ

     今日は楽しい

「こんにちは。今日はお言葉に甘えてお友だちを誘ってきました」
 妙が訪ねた先は、稲作の便利屋のお客の一人、お梅ちゃんの家。
 3月3日ひな祭り。
 ここ数年、おばあちゃん達の女だけのひな祭りに呼ばれている。
「あらまぁ」
 中から出てきた、お梅ちゃんと友達のお千代ちゃんは、派手な桃色のドレスを着て現れた妙の友達を見て同じ声を上げた。
「マダム」
 タオルで手を拭きながら顔を出すジル。
「あら、ジルちゃん、あなたも?」
「いいえ。私はお寿司の作り方を教えていただいていたのです。それに、私は男の子ですから」
「私はお呼ばれしてのいいのかしら」
「いいの、いいの。麗華さんは私のお姉さんのような人なんだから」
「そうねぇ。年輩のご婦人方とお話するのも楽しそうだわ」


 場所は変わって喫茶店〔月の光〕。
「で、作り方教わってきたのか?」
「はい。素晴らしい手さばきでした。今度作ってみます」
 大きな風呂敷包みを開くと、黄色の卵焼き、桃色のでんぷ、緑のほうれん草、橙色のにんじん、茶色のかんぴょう、シイタケの具が鮮やかな太巻き寿司、いかにも手作りらしいふっくらとしたいなり寿司、艶やかに煮あげられた筑前煮が詰められた重箱。デザートの桜餅もある。
「美しいですね」
 改めてうっとりと料理を眺めるジル。彼はこういう料理が大好きなのだ。じっくりと作り方を教わってきたようだから、完璧に作れるようになっただろう。彼の特殊能力のひとつだ。
「食うのがもったいないくらいッスねぇ」
 今年は半次も参加している。
「さぁ、はまぐりのお吸い物が出来たよ。あれ?まだ」
 汁碗の数が1つ多い。
「マダムでしたら、あちらに加わっています」
「来てるのか?」
「あちらも楽しそうです」
「だろうな」
 見てみたい気もする。
 「準備中」になっているはずのドアが開いた。
「遅くなった」
「和哉!?」
「妙にメールで呼ばれたのだ」

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コメント

great points altogether, you just won a new reader. What could you suggest about your put up that you simply made a few days ago? Any certain?

投稿: Allison | 2014/01/23 20:21

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