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2007/10/05

危険度の違い

Oonannbanngiseru1
「友達だと?どの程度の友達だ」
「高校2年の時の同級生。東京に出て来てるから会おうよって言われて――」
 妙は北海道の出身。
「会いに行ったのか。ずっと音信不通だったのに?」
「うん」
「そりゃぁ、いけませんねぇ、妙ちゃん」
 半次も会話に加わってきた。
「?」
「妖しい勧誘の何者でもねぇな」
「何か売りつけられたりしやせんでしたか?」
「この紙渡されただけだよ。また会ってねって」
「行くのか?」
「約束しちゃったし……」

「あれぇ、こういうアンケート、僕も答えたことあるよ」
 と、妙が注文したマロンパイとミルクティーを運んできたマスターの絹さん。
「何年ぶりかで、友達から電話が掛かってきてね――」
「絹さん、道ばたで外国人に声掛けられたり、駅であなたのために祈らせて下さい、とか言われたことはありやせんか?」
 面白そうに、質問する半次。
「ただで本を渡されたこともあるよ、読んでないけど」
「やっぱりな。あんたはそういう顔をしてるからな。俺なんか声掛けられたことねぇぜ」
 今度は稲作。
「僕、悩みがあるように見えるのかなぁ」
「そいつは、ちょっと違うんじゃねぇかと」
 と、半次。
「なになに?」
 続きが聞きたい妙ちゃん。
「絹さんにだったら、ちょっと声掛けてみて、信者になってくれなくても、自分たちの身に危険はおよびやせんが、旦那だったら、虫の居所が悪かったら殴るかも」
「うん、そういうオーラが出てる出てる」
「失礼なことを言うな。虫の居所じゃねぇ、場合によっては、だ」
 ね、という風に、半次は、妙ちゃんと絹さんに目配せをした。

【つぶやき】
 今頃になって言うのも変ですが、インターネットって便利ですね。
 実家から初めて見る野菜をもらいました。母も南国の野菜だと説明されてもらった物で、茹でて食べるようにとのことでした。
 長さ15~20センチで、切ると4角形、角にヒラヒラが着いた実野菜でした。知っている人はこれだけでなんだかわかるのでしょうが、私には何の仲間なのかも見当が付きません。
 「南 野菜」で検索しても、「南 果菜」「南 豆」で検索してもわかりません。次は「豆 フリル」で、「うりずん豆」という名前が出てきましたが、サイトが閉鎖されていました。もう一度「うりずん豆」で検索を掛けて、正体が解りました。
 四角豆(うりずん豆)と呼ばれる熱帯アジア原産のマメ科の植物。沖縄での生産が中心と書かれていました。最近は東京のスーパーでも売られているそうです。名前がわかって食べたうりずん豆は、独特の香りと苦みがある野菜でした。
 インターネットって本当に便利ですね。
 
Oonannbanngiseru2
 今日の写真は「オオナンバンギセル」(2007.08.25山梨県で撮影)
 前回紹介したナンバンギセルと比べると大形で、花びらに細かいフリルがあります。

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コメント

Thanks for the blog. Fantastic.

投稿: Kylie | 2014/01/23 00:03

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