« ワケあり | トップページ | チョビとハナコ »

2007/08/04

一人と一匹

Tateyamautubogusa1
「おはよう、稲さん。半次くんは?」
 いつも通り、チョビとやって来た稲作。昨日の様子だと今日も一緒だと思ったのに。
「今日は留守番。日頃の不摂生のせいで、あの程度のことで動けなくなっちまったんだ。ま、じっくり鍛えてやるさ」
「壊さない程度にしてやってくれよ。君と彼は身体の出来が違うんだから」
 誰だって、彼のような野生児と一緒にされてはもたない。
「ヤツは俺より若いんだぜ。チョビなんか、もっと爺さんだ」
 ジャブジャブ音を立ててミルクを飲んでいたグレートデーンのチョビは、一瞬飲むのを止め、悪かったな、という目つきで稲作を見る。息がぴったり合った一人と一匹だ。
 と、チョビの落ち着きが無くなり、尻尾を振って、道路の方に行きたがる。
「どした?」

 早朝の喫茶店〔月の光〕の駐車場に、ライトバンが入って来た。
「ワホッ!」
 嬉しそうなチョビ。
 ドアが開き、白地に黒の斑模様の前足が見えた。


【つぶやき】
 毎日足を運んで下さっている皆さん、更新が出来なくてすみません。時々書けなくなることがあるのです。パソコンを開いても、つい他のことをしてしまって、どうしても書けないことがあるのです。ごめんなさい。

 阿久悠さんの追悼番組を見ました。流れる曲のほとんどを知っていました。
 あの時代は、子供も大人も関係ない流行歌があったことを懐かしく思いました。子供だった頃聞いた大人の歌を、大人になった今、もう一度じっくり聞いてみたくなりました。
 
 今日の写真は「タテヤマウツボグサ」(2007.07.29群馬県で撮影)
 見た気がする大きな花を付けるウツボグサです。
 ウツボは、魚のウツボではなく、矢を納めて射手の腰や背につける細長い筒。

|

« ワケあり | トップページ | チョビとハナコ »

コメント

I loved your article. Much obliged.

投稿: Madison | 2014/01/23 00:58

I really like and appreciate your article.Really looking forward to read more. Want more.

投稿: Eva | 2014/02/09 07:59

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/76837/16002195

この記事へのトラックバック一覧です: 一人と一匹:

« ワケあり | トップページ | チョビとハナコ »