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2006/04/20

運命の人

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「――ご主人様の命令に逆らえなくなるマジック・マッシュルームなんか入れてないから」
 と、〔月の光〕のドアが勢いよく開いた。
「わははははは、心配するな、少年!アマゾンの奥地に棲む珍獣エロパパの主食、世界最強のマジック・マッシュルーム・マタンゴなど、ほんの1欠けらしか入れていない!」
 その声は。
 でたな、妖怪2号!!
 入ってきたのは全身黒ずくめの肉感的。黒革のズボンをはいて、タンクトップを着た絹さんと同年代の男。
 見つめ合う麗華と彼……。二人の間には普通の人間には考えられない電波がバチバチと通い合った。
「理想のご婦人だ。今まで独り身でいたかいがあった」
「何て素敵な殿方」
「沼田忠宣と申します」
「沼田道場の方?」
「ご存じですか。道場主は父です」
 いつもは‘パパ’と呼んでいるくせに。
「――あそこでイヌ面をしている広木の兄弟子。生業は貿易商、時々吸血鬼ハンターをしています」
 誰がイヌ面だ!自分は赤鼻のくせに。
「まあ、素敵!私は麗華」
「兄貴、さすがは目が高い。麗華さんはその美貌の上、家事全般は完璧にこなすぜ」
 稲作は、忠宣のことを兄貴などと呼んだ事はない。面白いから、麗華にからかわれるのを楽しむ事にした。
「まあ、恥ずかしいわ」
「あなたは、運命の人だ」
「?」
「ぜひ、俺の嫁になって下さい」
*最初から読みたい方はこちらをクリックしてください*
【登場人物紹介】はこちらへ。
忠宣さん登場の去年のブログ「追い詰められるふたり」はこちらへ。

 昨日、近所の古墳に花の様子を見に行きました。アマナやエイザンスミレの開花を確認するためです。エイザンスミレは見つからず、アマナはつぼみがありませんでした。スミレとニオイタチツボスミレは咲き始め、ヒゴスミレは盛りを過ぎたところでした。
 ヒゴスミレを探して、笹藪をごそごそ歩き、散歩の親子連れを脅かしてしまいました。こういう時、女性は有利ですね。双眼鏡を下げカメラを持つ姿は男性だったらかなり不審に思われてしまう事でしょう。

 今日の写真は「アカフタチツボスミレ」(2006.04.16福島県で撮影)
 このタチツボスミレを‘赤斑入り’と呼んでいいでしょうか。品種レベルですから、タチツボスミレとほとんど違いがないのです。
 見付けた場所の花の色は濃く、ニオイタチツボスミレと見間違えるほどでした。

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